【広告業界の業務】広告業界のチームワーク

広告代理店は大きく分けると5つのセクションに分かれます。

営業・クリエイティブ・戦略・プロモーション・メディアの5つです。

勿論会社に依っては、デジタル専門の部署があったり、ダイレクトビジネス専門の部署があったりと各広告代理店の色が出たりします。

ですが、基本的には上記5つが基本になるかと思います。

 

何人かの広告代理店の友人に聞くと、広告代理店に依って、この5セクション間の力関係は異なるようです。有名クリエイターがいる場合はクリエイティブが主導権を取りますし、とはいえお金を出すスポンサーと距離が近い営業が主導権を取る場合もあります。

そういう組織を一気にまとめあげることがとても大変だということは想像に難くないですね。

 

1人では大きな仕事はできないので、各部署が一丸になって取り組まないと良い仕事はできません。時には喧嘩もありますし、そんな時は打ち合わせも「とんでもない空気」になります。

 

誰しも喧嘩はしたくありません。でもそれを恐れて迎合しても良い物はできません。

チームをまとめていくには何が必要なのでしょうか?喧嘩を避けて空気を読む事でしょうか?

 

そのヒントとなる言葉を紹介します。

最近よく話題になるアニメ「攻殻機動隊」の荒巻部長の言葉です。

 

我々の間には、チームプレーなどという都合のよい言い訳は存在せん。

有るとすればスタンドプレーから生じる、チームワークだけだ。

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 第5話より)

 

この言葉は本質的な部分を押さえていると思います。

誰もがプロフェッショナルの自覚を持って、スタンドプレーをすること。その融合が想像もしていない大仕事を生む。そんな気がしています。